Kiroは Nov 4, 2026 に、Claude Haiku 5.5 と Kimi K3 を一般提供(GA)としました。IDE・CLI・Crew・Web の全環境でサポートされ、Experimental 表記も外れた重要なアップデートです。本記事で内容を整理します。
公式の変更履歴は Kiro Changelog で確認できます。
今回のアップデート概要
今回のリリースのポイントは次の3つです。
- Claude Haiku 5.5 と Kimi K3 が一般提供(GA)になった
- 両モデルとも Kiro IDE、CLI、Crew、Web で完全にサポートされる
- Claude Haiku 5.5 は Kiro Excluded Models の補償(indemnity)例外の対象から外れた。Kimi K3 は引き続き Kiro Excluded Model のまま
※一般提供(GA: General Availability)とは: 試験的な提供(プレビューや Experimental)の段階を終え、正式に誰でも使える状態になったことを指します。
なお、ベンチマークの数値、料金、モデルの詳細な仕様は、今回の素材には記載がなく、現時点では公表されていません。この記事でも数値は扱いません。
主要な変更点
1. 2つのモデルが Experimental から正式サポートへ
これまで両モデルには Experimental(実験的)というラベルが付いていました。今回の更新でこのラベルは適用されなくなり、Kiro の IDE、CLI、Crew、Web の各環境で正式に使えるモデルになりました。
初心者向けに言い換えると、「お試し扱いだったモデルが、通常の選択肢として使えるようになった」ということです。作業内容に応じてモデルを切り替えたい場合、選べる候補が公式にサポートされた形で増えたことになります。
※Kiro とは: AI を活用して開発を支援するツールです。今回の素材からは、IDE、CLI、Crew、Web という複数の利用形態があることが分かります。
| 項目 | Claude Haiku 5.5 | Kimi K3 |
|---|---|---|
| 提供状態 | 一般提供(GA) | 一般提供(GA) |
| Experimental ラベル | 適用されなくなった | 適用されなくなった |
| 対応環境 | IDE・CLI・Crew・Web | IDE・CLI・Crew・Web |
| Kiro Excluded Models の補償例外 | 適用されなくなった | 引き続き Excluded Model |
2. 補償例外(Kiro Excluded Models)の扱いの違い
今回もっとも注意したいのが、2つのモデルで扱いが分かれた点です。
- Claude Haiku 5.5: Kiro Excluded Models の補償(indemnity)例外が適用されなくなりました。
- Kimi K3: 引き続き Kiro Excluded Model です。
※indemnity(補償)とは: 一般に、サービス提供側が特定の条件下で利用者を法的なリスクなどから守る取り決めを指します。具体的な補償範囲や条件は素材に書かれておらず、資料からは確認できません。
業務やチーム開発でモデルを選ぶ際は、性能や速度だけでなく、この補償の扱いも判断材料になると考えられます。詳細な条件は、公式のドキュメントや規約で確認してください。
3. 最新のモデル一覧を読み込む方法
新しいモデルを使うには、利用している環境ごとに最新のモデル一覧を読み込み直す必要があります。
| 利用環境 | 更新方法 |
|---|---|
| Kiro IDE | IDE を再起動する |
| Kiro CLI | CLI を再起動する |
| Kiro Crew | kirocrew restart を実行する |
| Kiro Web | ブラウザで画面を更新する |
graph TD
A["利用環境を確認"] --> B["IDEとCLIは再起動"]
A --> C["Crewはkirocrew restartを実行"]
A --> D["Webはブラウザを更新"]
たとえば、IDE を起動したままにしている場合は、いったん再起動してからモデル選択画面を確認する、という流れになります。モデルが一覧に出てこない場合は、まず再起動や更新が済んでいるかを確認するとよいでしょう。
影響と展望
今回の更新により、Kiro では2つのモデルが正式な選択肢として加わり、環境を問わず同じモデルを使える状態になりました。IDE で書いたコードを CLI や Web でも同じモデルで扱えるため、作業環境を行き来するチームには使いやすくなると考えられます。
また、同じ GA でも補償例外の扱いがモデルごとに異なる点は、AI ツールを業務で採用する際に、モデルごとの条件確認が欠かせなくなっていることを示す例と言えそうです。
今後、各モデルの得意分野や料金、性能の目安が公式から示されるかどうかは、現時点では公表されていません。続報は Kiro Changelog で確認しましょう。
まとめ
- Claude Haiku 5.5 と Kimi K3 が Nov 4, 2026 に一般提供(GA)となり、Experimental ラベルは外れた
- 両モデルは Kiro IDE、CLI、Crew、Web のすべてで利用できる
- Claude Haiku 5.5 は Kiro Excluded Models の補償例外が適用されなくなった。Kimi K3 は引き続き Excluded Model
- 反映には、IDE と CLI は再起動、Crew は
kirocrew restart、Web はブラウザ更新が必要 - 性能や料金などの詳細は素材に記載がなく、現時点では公表されていない