2026年6月24日、AIソフトウェアエンジニア「Devin」の最新アップデートが公開されました。今回のリリースでは、MCP(Model Context Protocol)のマーケットプレイスが大幅に拡充され、GitLabとの連携機能が強化されるなど、開発ワークフローの自動化を加速させる重要な変更が行われています。
主要な変更点

1. MCP Marketplaceの拡充
48以上の新しいエンジニアリング向けMCPコネクタが追加されました。MiroやPostman、monday.comなどが利用可能になり、Devinが外部ツールとより密接に連携できるようになりました。
- MCPとは: AIモデルが外部ツールやデータソースと標準化された方法で通信するためのプロトコルです。
2. GitLab連携の強化
GitLabユーザーIDの紐付けが可能になり、Devinが作成するMerge Request(MR)を個人のGitLabアカウント名義で行えるようになりました。また、「Devin Review」がGitLabのMRをフルサポートし、AIによるインテリジェントな差分確認やコメントが可能になっています。
3. UI/UXの改善
ファイルパスのストリーミング表示や、バージョン管理されたファイルタブの統合など、開発中の視認性が向上しました。
機能比較とフロー
| 機能 | 従来 | 今回のアップデート |
|---|---|---|
| GitLab MR対応 | 限定的 | フルサポート(レビュー・Chat対応) |
| MCPコネクタ数 | 少数 | 48以上追加 |
| セッション管理 | 単一管理 | フォルダ分け・階層管理対応 |
graph TD
A["ユーザー"] --> B["Devin"]
B --> C["MCP連携"]
B --> D["GitLab MR"]
C --> E["外部ツール操作"]
D --> F["コードレビュー"]
影響と展望
今回のアップデートにより、Devinは単なる「コードを書くAI」から、GitLabや各種SaaSを横断してプロジェクトを管理する「自律型エンジニアリング・プラットフォーム」へと進化しました。特にエンタープライズ環境での管理機能が強化されたことで、チーム開発における導入障壁が大きく下がっています。
まとめ
- 48以上のMCPコネクタ追加で連携力が向上
- GitLabユーザーID紐付けとMRフルサポートを実現
- フォルダ管理やUI改善で開発体験を最適化
- エンタープライズ向けの管理機能が大幅強化

